世界で最も売れたと言われているCH24という椅子をご存知でしょうか。
日本では、その形状からYチェアという愛称で親しまれています。
我が家がこの椅子を選んでから5年。この記事を書いているのも、Yチェアに座りながらです。今日は、愛してやまないYチェアの魅力を書いていこうと思います。
「いい椅子は一生使えるでしょ!」
出会いは5年前。妻と結婚し、初めての共同生活を送ったのがきっかけです。
当時のわたしは、家具に疎く、「座れれば、何でもいいじゃないの」という意見でした。そんなわたしがYチェアを購入したのは、言うまでもなく妻の意見です。
妻「欲しい椅子があるんだけど…」
20代前半の二人暮らし。二馬力とはいえ、それほどお金がある訳ではありません。Yチェアは、決して安くない買い物です。正直に言えば、わたしは反対でした。いくらいい椅子とはいえ、高すぎやしませんか?しかし、妻のこの一言で、決心しました。
「いい椅子は一生使えるでしょ!」
なるほど、確かにそうなのです。テーブルやソファは、家族が増えれば大きいものに買い替えなければなりません。その点、椅子は壊れなければ、一生使えるのです。Yチェアはメンテナンスをしながら使用していくことで、味わいがでてくる木製の椅子です。まさに、一生物。いいモノを長く使うという贅沢。
もちろん、Yチェア以外の椅子も二人でいくつもいくつも見ました。迷うものもありましたが、ウォールナットのYチェアに決めました。
美しい見た目
Yチェアの最大の魅力は、やはりそのデザインです。どこから見ても美しい。
愛称になっている背もたれのY字。後ろ脚からアームに向かって伸びる流線形。徐々に細く伸びる脚。丸く木の温かみを感じる先端部分。
スマートなかっこよさがあり、それでいて柔らかな可愛らしさのある見た目。
我が家はウォールナット素材のものを使用しています。これがまた、かっちょいいのです。
快適な座面
Yチェアの座面は、経年変化して座りやすくなっています!5年という歳月を経て、わたしの身体にフィットしています。
座面はペーパーコードという材質でできています。経年変化するからといって、耐久性が低い訳ではありません。革や布と遜色ないです。公式サイトによると10年から15年で張り替えることを推奨しているようです。
デザインと機能性の融合 後ろ脚の曲線が見事
Yチェアはこのデザインを持ちながら、椅子としての機能性が素晴らしいです。
座りながら横を向いたり、脚を組んだりすることができます。自由に座ることができます。
後ろ脚の曲線が、デザイン性だけでなく機能性も持っているのです。さすが、世界で最も売れたと言われているだけはあります。
5年間経ってもヘタらない
はじめは、ペーパーコードの座面がすぐにダメになってしまうのではないかと思っていました。
というのも、わたしは筋トレをしていて、体重が85kgあるのです。デザイン性が高すぎて、機能をおろそかにしているものは世の中にいくらでもあります。
結果的には、Yチェアにその心配は不要でした。もちろん、妻が使用しているものよりも沈み込んではいます。それは、わたしの身体に馴染んでいるからです。アーム部分も座面も経年変化によって育っていく椅子です。
終わりに
毎朝、リビングに行くとこの椅子があることを想像してみてください。ホントに心が豊かになりますよ。
妻の言うように、椅子は一生使えます。経年変化を楽しみながら、育てていく椅子。360°どこから見ても美しく、自由に座ることができる椅子。これからも、何十年と使い続けます。
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