はじめに
脇汗がピタリと止まると噂の「パースピレックス」を使用してみました。
かなりの汗っかきで、ワイシャツを着ようものなら脇にとどまらず全ての色が変わってしまう人間です。
その中でも脇は、においが気になる部位。
他所様にご迷惑をかけてはならないと思い、「パースピレックス」を使用しました。
結論から言えば、わたしには合いませんでした。
かゆい、かゆすぎる。。。
自分の脇がこれほど脆弱だとは思いませんでした。
パースピレックスとは
脇汗が出るのを防ぐ制汗剤です。
汗を抑えたい部位に塗布すると汗腺内の水分に反応して、汗腺深部に角栓を作り「フタ」をします。
発汗を物理的に抑制するのが特徴です。
大きな特徴として、効果の持続性があります。
臨床試験において、一度の使用で汗の65%を抑制する効果が72時間以上持続することが実証されています。
成分
製品名 | 成分 |
---|---|
パースピレックス オリジナル | エタノール(変性アルコール)・乳酸アルミニウム・塩化アルミニウム など |
パースピレックス コンフォート | 水・塩化アルミニウム・炭酸ジプロピルヘプチル・PPG-20 など |
パースピレックス ストロング | エタノール(変性アルコール)・塩化アルミニウム・PEG-12ジメチコン |
パースピレックス フットローション(足用) | エタノール(変性アルコール)・塩化アルミニウム・PEG-12ジメチコン |
パースピレックス ハンドローション(手用) | エタノール(変性アルコール)・塩化アルミニウム・乳酸カルシウム など |
塩化アルミニウム
塩化アルミニウムとは?
塩化アルミニウムは、アルミニウムと塩素からなる化合物です。化学式はAlCl₃で表され、無色で潮解性のある固体として知られています。空気中の水分を吸収しやすく、加水分解して白煙を発生させる性質があります。
性質と特徴
- 潮解性: 空気中の水分を吸収して溶けやすい性質です。
- 加水分解: 水と反応して塩酸と水酸化アルミニウムを生じます。
- 触媒作用: 様々な化学反応の触媒として利用されます。
- 無水物と水和物: 無水物の他に、水と結合した水和物も存在します。
用途
塩化アルミニウムは、その性質を生かして様々な分野で利用されています。
- 有機合成: フリード・クラフツ反応などの有機合成反応の触媒として使用されます。
- 製錬: アルミニウムの製錬過程で用いられます。
- 医薬品: 制汗剤や抗菌剤の成分として使用されます。
- その他の用途: 廃水処理、染料、香料の製造などにも利用されます。
多汗症治療への応用
特に、塩化アルミニウムは多汗症の治療薬としてよく知られています。塩化アルミニウム液は、汗腺を収縮させ、汗の分泌を抑制する効果があります。
注意点
- 皮膚刺激: 高濃度の塩化アルミニウムは皮膚を刺激することがあります。
- 腐食性: 金属を腐食させる性質があります。
- 吸入時の危険性: 粉末を吸い込むと呼吸器に刺激を与える可能性があります。
コンフォートでも、かゆすぎる!
実際に使ってみました。
寝る前に脇にぬりぬりー
ベッドに入り就寝!
・・・
かゆい
かゆいかゆいかゆいかゆい!!!
寝れない!!!
速攻でシャワーへ。
それからしばらくかゆみに耐えて、どうにか就寝しました。
その後も、さらに薄めて使用したりしましたが、かゆすぎて眠れませんでした…
残念ながらわたしには、あわなかったようです
おわりに
パースピレックスは効果が高いと評判だったので、楽しみにしていただけに残念です。
塩化アルミニウムは肌トラブルが起こりやすい成分だそうです。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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