はじめに
3月中旬から憂鬱が襲ってきます。。。
次年度の時間割作成業務です。
この仕事が年間で一番辛い。。。
というのも、
- 複雑に絡み合う選択科目
- 年々増加する非常勤講師、外部講師
- 限りある教室
- 教員個々人の事情
これらを考慮してどうにかこうにか組み上げていく作業。
答えがあるかどうかも分からないまま、新年度までに必ず終えなければならない業務です。
機械的な作業かと言えば、そうではない。
コマがすべて入ったあとも、「いい塩梅」を探り続けます。
しわ寄せを受ける人に頭を下げて、年間通して後ろ指を刺される。そんなお仕事。
今年で7回目を迎える時間割り作業。
いままでのわたしの経験が、どこかのだれかのためになれば、幸いです。
ソフトの初期設定
「イデア」という時間割作成ソフトを使用しています。
持ちコマと場所の設定をします。
次年度の学年分掌の決定後、クラス担任や担当講座の決定を依頼します。
コマの流動性を高めたいので、「このクラスは絶対に自分が持つ!」というコマは、事前に伝えてもらっています。
それ以外の担当クラスは変更していく可能性があります。
この資料は、職員全体で共有することをおすすめします。
いわゆる「ワガママ」を防止するためです。各教科、学年、分掌がそれぞれの主張を見れるようにしておくと、組み終わったあとの不満が軽減されます。
初期設定が誤っていたばかりに、組み上がったと思っていたものがおじゃんになった経験があります。
二重、三重にチェックする必要があります。
特に選択科目の設定と、非常勤講師の勤務日には注意!!!
ソフトの限界
「イデア」はそれなりに優秀なソフトだと思います。(使いにくいUIが気にはなりますが)
ただ、時間割を一発で組めたことはただの一度もありません。
AIが時間割を組むのですが、大抵3~5コマが時間割に入らずに溢れます。
ここからが、根気のいる作業。
教務主任からの差し入れを食べながら、ああでもないこうでもないと時間割をいじっていきます。
すると、1コマ入り、2コマ入り、、、
あと1コマが入らない!!!
入ったとしても、他のコマが押し出される。その繰り返し。
繰り返していくうちに、特定の人が入らないと気づきます。
ソフトのコツ
この2年ほどで、わかったことがあります。
ソフト(イデア)は、コマを入れることよりも移動させることが得意だということです。
あと一踏ん張りとなったところで、コマをねじ込みます。
当該教員の初期に設定したルールを緩めていきます。例えば「1日に6コマ授業が入らないようにする」などです。
すると、無理矢理ではありますがコマが入ることがママあります。
入ったあとのコマ移動は、意外にもすんなりと行きます。
その後、再びルールを適用して、とりあえず全クラスで授業ができる状態になります。
AIにできないこと
AIが組んだあと、職員全員の時間割とクラスの時間割をひとつひとつ見ていきます。
「このクラスは芸術のあと体育、芸術だと、着替えと移動がタイトだなぁ」
「担任なのに1限が全部入っているのは、大変だよね」
「数学Ⅲ、数学C、化学、物理が午前中に固まってるのは、なんとかなるかなぁ」
など、教務数人で相談しながら微調整していきます。
最終的には頭をさげざるを得ない場合も多々
どんなに調整しても、万人が理想とする時間割にはなりません。
「〇〇先生、、、時間割の件でご相談があるんですけど、、、」
と、あらかじめ足を運んでおけば、大抵の先生は理解してくれます。
おわりに
3月に入り、はやくも憂鬱です。
気は進みませんが、時間割が組めなくては、授業ができません。
腹をくくって、やるしかない!!!
年度が始まってから冗談めかして不満を言ってくる方もいるには、います。
ただ、そんなときにも味方は絶対にいます。
時間割作業をやったことがある先生からは、労いの言葉をもらえます。
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